日記になっていませんか?飲食店の日報育成法

日報は飲食店にとってとても活用すべきツールですが
単なる日記になってしまっていてはお店とスタッフの成長には繋がりません。

おはようございます!
飲食店のコンサル・実践運営アドバイザーの小島です。

過去にも数回日報について執筆しておりますが今回も書かせていただきます。
何回も書くのはそれだけ重要だからなので
ぜひ、シェアして共有していただければと思います。

日報にコメントを記入する欄があると思いますが
その欄は単なる感想になっていませんか?

ちょっと見返してみてチェックしてみてください。


いかがでしょうか?


例えば、
「今日はお客様が少なかった」
「掃除が出来て良かった」

など。


これでは、成長に繋がることはありません。

そして日報は日次報告なので
報告が必要です。


店長の報告の例を挙げると

「本日、予算10万に対し9万5千、客数95名となりました。
あと5名の来店で達成できましたがスムーズに提供は行われ、
見て帰られる方はいらっしゃいませんでしたので、
客単価を50円上げるためにトッピングを客席で受けられるように
POPを7/20までに作成し掲示していきます。」

「本日もですが今月に入って予約が平均5組と例年の10組より大幅に下回っています。
予約を増やすために販促を行い改めて店舗を認知してもらう必要があるかと思います。
そのために明日からSNSで季節の料理や食材の写真と共にコースの案内も
毎日投稿して今月末に予約数をご報告いたします。」


など結果と記載してそれに対して何をいつまでにしていくのか?
そしてその報告をいつするのかなど日報で報告してもらいます。

こうして目標達成にたいする意識づけを行い、
達成するための行動を促し、約束することで
達成しやすくなり、達成することで成長を実感できます。


アルバイトスタッフも

「今日は雨でお客様が少なかったです。」

で終わるのではなく、
自己成長に繋がるように記入してもらいます。


例えば、

「今日は雨でお客様が少なかったので
お客様に10秒料理説明をして5組のお客様に
デザート注文していただきました。
次回はドリンク10秒説明で10組追加オーダーを目指します」

「今日は洗い物中グラスを割ってしまいました。
シンクの中にグラスを溜めすぎて当たって割れてしまったので
次回からシンクの中に1/2以上にならないように
溜めすぎないように下げてきたらチェックしていきます。」

と起きてしまった感想だけでなく、
どうしたら改善できるかを記入してもらいます。

そうすると、直ぐには出来なくても
意識することで少しずつ成長し、
ひとつずつ出来ることが増え、
自ら成長するためにはを考える風土が醸成されていきます。


せっかく時間をかけて記入してもらうなら
日記のような感想だけでなく、
自己成長を感じ認識できるように
報告と改善から繋がる成長を
期限と成長を判断できる数字を組み合わせてみてくださいね。

最初は時間かかると思いますので
まずは、感想+改善で
改善するにはどうしたら良いのか?

これだけで良いのでスタートしてみてくださいね。

そして徐々に数字を絡めて改善をかけるように
サポートしていきます。

あとは、しっかりと書くルールを明文化して
書く内容の基準を維持すればOKです。


「Aさんだけ書かないでずるい」
「Bさんはいつもテキトーに書いている」

とならないようにちゃんとした業務の一つだから
守ってもらって継続することが大切です。

最初は不満も出てくると思います。

が、新しいことや変化にはつきものです。


継続すればお店の成長とスタッフの成長を
感じられますのでその時、

「最初は意味わかんなかったけれどやって良かった」

となるように経営者もしっかりとフィードバックを
して活用していただければと思います。



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